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太陽光を支える 縁の下の力持ち

2021.01.15

太陽光発電の架台メーカー、安泰ソーラー。2008年に太陽光発電業界へ参入以降、2020年10月までに世界中へ累計13GW の架台を出荷している。2020年10月末に、会社ロゴを一新。世界に向け、架台メーカーとして、より強いブランド力を発信していく。


環境ビジネス 2020年冬号に掲載)


架台メーカーとしての4つの強み


2006年、アルミ型材を製造する会社として中国・福建省に設立した安泰ソーラー。2007年に太陽光パネルメーカーのアルミフレームをOEM で製造したことをきっかけに、同じくアルミ製品である太陽光架台の開発・製造を開始した。


現在は、日本、オーストラリア、南アメリカ、シンガポールやベトナム等の東南アジアで支社を持ち架台販売を展開している。


社長の黄麗琴氏は「中国の架台メーカーとして、日本向けの出荷量は6年連続で首位です。またオーストラリア架台卸売市場におけるNo.1ブランドを自負しています」と実績を話す。


なぜ同社の架台は広く採用されているのか?太陽光発電メーカーとしての安泰ソーラーの強みは大きく4つ。1つ目は原材料から製品までの一貫生産体制の工場を持つこと2つ目は提案力。世界各国でのプロジェクト経験をもとに日本の複雑な地形に合わせた製品を提案し、さらに各国の技術基準にマッチした製品を開発できる。3つ目は現地でのサービス体制の充実。例えば、日本支社には日本人エンジニアが駐在し、栃木県の倉庫に標準仕様部材の在庫を揃え、問題発生時や部品交換などへの対応をスムーズにしている。4つ目がブランド。日本市場では2011年と初期から架台販売の実績を積んでいる。


「安泰ソーラーなら安心できると日本の顧客に評価されています。海外でも『安泰ソーラー』は太陽光業界での認知度が高いです」黄社長)。


新しいロゴは『ANT (アリ)』+『AI』


ブランド力をさらに強めるため、今年10月末にロゴを一新した。新しいロゴは『ANT (アリ)』+『AI』で『ANTAI』 。


「小さいけれど、毎日コツコツ、みんなで頑張っていくからこそ"今が安泰”。社員がアリのように一丸となって取り組むことで、全世界で架台の販売数を上げてきました」黄社長)。


また、『AI 』は、今後の製品開発の方向性を表わす。安泰ソーラーでは固定式の野立式架台に加え、昨年から追尾式架台の開発・販売を開始している。


「スマート技術は今後、世界的にもかなり必要な技術になっていきます。AI技術を含めた新製品の研究開発にも力を入れていくという想いを込め、ロゴに表現しました」黄社長)。


太陽光発電施設の中でも、普段は目にとまらない、でもなくてはならない、施設を支える縁の下の力持ちと言える、架台。


「太陽光が再エネを支えていく中で、その太陽光を支えているのが架台です。その架台を製造するメーカーとして、今後も世界へブランド力を発信していきたいです」黄社長)。

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