博客banner

太陽光架台解説(下)

2021.07.07
架台は基礎工事を行ったうえで設置します。基礎工事に不備があると、破損したり、架台が抜けたりしてしまう可能性があるため、こちらも安全面に注意が必要です。

基礎部分の種類としては、以下のようなものが挙げられます。

コンクリート基礎
コンクリート基礎とは、その名のとおりコンクリートを基礎に利用する工法です。耐久性に優れており、過酷な環境下の基礎としては信頼されています。一方で、工期の長さやコストの高さなどが問題です。

以下は代表的なコンクリート基礎の種類です。

置き基礎

コンクリートブロックを直接置いただけの基礎。


  • コストが安い
  • 土地の復旧ができる
  • 安定性はやや劣る
ベタ基礎

底まで全てがコンクリートで成形された基礎。


  • コストが高い
  • 傾斜地に向いていない
  • 安定性に優れ、地盤沈下に強い
布基礎

柱の下と、柱と柱の間の部分だけの基礎、最も用いられている。


  • 比較的コストが安い
  • 安定性も高い
  • 引っ張り強度も強い



杭基礎
地面に杭を打ち込み、基礎として利用する工法もあります。柔軟性に富み、斜面や凹凸がある環境でも設置しやすいのがメリットです。一方で、強度や耐久性の点でコンクリート基礎に劣ります。

以下は代表的な杭打ち基礎の種類です。


単管パイプ基礎


単管パイプを地中に埋め込み、基礎と一体の架台として用いる。

スクリュー基礎


ネジのついた「スクリュー杭」を地面に埋め込み、基礎にする。
施工期間は短く、施工費用は安い。

ラミング工法


直接架台用の杭を地中に打ち込み、架台の支柱として固定する方法。

施工性が優れて、架台支柱を兼ねることができる。





安泰ソーラーは、架台の設計開発から多様化するニーズに対応できます。各設置現場やお客様のご要望を応じて、最適な解決案を薦めます。当社のアルミ架台は、AL-6005材を採用し、陽極酸化処理を施すことにより、耐食性を向上させ、塩害地域での設置に応じて塩害仕様で対応可能です。施工の面では、プリセットの形で出荷しますので、現場作業の手間を軽減でき、さらに複雑案件の場合、調整可能仕様もご用意しますので、案件の開発可能性、大規模化に大きく貢献します。

メールニュースのご登録

安泰ソーラーの最新情報をお届けします。

お問い合わせ

#
お問い合わせ
製品、資料請求などのご相談・お問い合わせにはこちらをお気軽にご利用ください。

ホーム

製品

連絡先