追尾式架台を徹底解説!(上) | 安泰ソーラー
2021.09.10
追尾式架台とは、どんなものでしょう?文字通り、太陽の光を追尾する架台システムのことです。一日中、太陽光の軌跡を自動に追尾してに対してパネルの角度を最適な位置に調整できます。
通常の固定式架台の場合、ほぼ真南の方角にパネルを向けた状態のままです。そのため発電ピークの時間帯は午前11時頃から午後2時頃までとなり、それ以外の時間帯では、手前のパネルの影が後ろのパネルに対して影を作ってしまい、高い発電量は期待できません。
しかし、追尾式架台の場合は、日の出から日没まで太陽の光を追いかけることが可能であり、また1つの架台ごとにパネルを動かすことも可能です。そのため、固定式より発電量を倍増させます。
追尾式架台には、大きく分けて2種類があります。東西を追尾する「単軸式」と、東西南北の全方位を追尾する「両軸式」です。「両軸式」の方は、全方位に太陽光を追尾できますが、コストの面では、非常に高いです。
安泰ソーラーでは、追尾式架台5タイプを取り扱っており、すべて「単軸式」となります。さまざまなニーズを満たすように設計されており、より高い発電効率とより低いLCOEを実現できます。また、軸の構造による分類とは別に、動き方にも全自動式や半自動式2種類があります。
上記で説明した弊社の追尾式架台はすべて自動式で、追尾式架台の効果をいかんなく発揮させるために、障害物が周囲にない平地に設置する方がいいですが、日本には適地が少ないため、弊社はそういう状況に応じて半自動式の架台も開発しました。半自動式とは、年3~4回に架台の角度を手動で調整し、発電量向上を実現させると同時に、コストダウンもできます。
・発電量向上
・ウィンドモードにより、強風に耐えられる構造設計
・スノーモードにより、パネルの上に雪を積もない
・季節ごとに架台の角度調整できる
・システム導入費用が抑制できる
・メンテナンスの方が簡単
追尾式架台のメリット
半自動式架台のメリット
設置する用地の環境や、予算に応じて最適な架台解決策をご提案します。次編、安泰ソーラー追尾式架台の導入事例について説明させていただきます。ご興味がある方、ご質問等お気軽にお問い合わせください。
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