事例ニュース
2022.06.06
現地の自然環境要因に着目!バングラデシュ42MW野立て架台大型案件が完工
バングラデシュ人民共和国(以下、「バングラデシュ」)は南アジアにある共和制国家で、南はベンガル湾(インド洋の一部)に面しています。国土面積が僅か14万4千k㎡のバングラデシュは大小の河川やカールと呼ばれる水路が網の目のように走っていて、「水の国」と「川の池の国」として知られております。 自然が与えてくれる恵みは多くの河川やカールだけでなく、豊かな日照もその一つです。日照時間は年間2,500時間程度とされ、1日あたりの日射量は平均4~6.5kWh/㎡となるバングラデシュでは、堅調な経済成長に伴い電力不足が課題となっており、政府は再生可能エネルギーの中で太陽光発電を重点施策と位置づけました。 最近、バングラデシュで安泰ソーラが提案した42MW野立て架台の大型案件が完工しました。案件全体がを雨期の前に竣工できるように、安泰ソーラーは設計要件を満たしながら、架台設置の簡易さにも配慮し、迅速な納品を保証します。専門家も現地に派遣し、技術的な質問への回答や対応を行い、お客様の問題と悩みを解決しました。これも安泰ソーラーは高品質なサービスを提供することを証明しています。 バングラデシュのほとんどの地域は亜熱帯のモンスーン気候に属し、湿気が多く、暑くて雨が降っています。毎年の7~10月が雨期で降水が集中するため、濁水や浸食の被害が発生しやすいです。さらに、今回は強風に襲われやすい現場なので、MAC鋼板(溶融Zn-Al-Mg合金めっき鋼板)を提案しました。高風圧の環境にピッタリし、優れた耐食性、長期耐用などの特徴を持っています。 今後とも、安泰ソーラーはよりスムーズに海外進出をできるよう各地域の気候や地形などの自然環境要因に着目し、現地の状況に適応することを原則としています。そして、革新を続ける太陽光架台サプライヤーとして架台の品質と施工性を極限まで追求し、新たな提案をして脱炭素社会の実現に貢献していきたいと思います。
もっと見る